パン生地に野菜を練り込む場合、水分量はどう変わる?

パン作りで知っておくといいこと

今日はかぼちゃパンのレッスンでした。
毎年10月はハロウィンにちなんだパンを作ります。

かぼちゃの形だったり真っ黒だったり・・・
見た目もとっても楽しいパンです。

特にかぼちゃパンのように野菜を練り込んだパンは
色がきれいでとても喜ばれます。

栄養価もUPするのでおすすめですよ!

とはいっても小麦粉だけのレシピをカボチャや人参など
野菜のペーストを入れたものにしたい場合

そのまま野菜ペーストを足すだけでいい?
材料のうちの何かの分量を変えた方がいい?

など、レシピの分量をどう変えていいのかわからない
という場合もあるかと思います。

ですので今日は野菜ペーストを入れるときの
レシピの考え方についてお話をしたいと思います。

ここでいう野菜のペーストとは生の野菜を茹でたり蒸したりして潰したもの、
すりおろしたものになります。

愛知県のパン教室MocoMoco Kitchen  井上智子です。
パン作りの基礎から販売レベルのパンが作れるようになるコースレッスンと
「これからの健康でいられる低糖質と雑穀パン」の教室をしています。

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生地に野菜のペーストを練り込むとき

小麦粉だけのレシピにカボチャや人参など
野菜のペーストを入れる場合、レシピは少し変わってきます。

小麦粉だけのレシピに野菜のペーストをそのまま足して作るのは
BESTではありません。

できなくもないですが、生地が柔らかすぎたり硬くなったりします

生地が柔らかすぎると成型しにくいし、固すぎるとパンはバサバサでおいしくない。

そのようにならないためには野菜のペーストを入れる分、
レシピの分量を少し変えた方がいいです。

ではレシピの分量を変える場合、
次のうちどれが正解だと思いますか?

(A)野菜ペースト分だけ粉を減らす
(B)野菜ペースト分だけ水分を減らす
(C)粉の量はそのままで少し水分を減らす

正解は・・・(C)です。

野菜ペーストには水分が多く含まれている

使う野菜によって少し変わりますが
野菜のぺーストに含まれる水分はけっこう多いので
パン生地に入れる水分の一部として考えます。

<かぼちゃのペーストの場合>
含まれる水分はだいたい65%〜75%くらい。
(これはホコホコのかぼちゃなのか
ベチャベチャのかぼちゃかによって変わってきます。)

生地に野菜のペーストを練り込みたい場合は
レシピの粉量は変えないで水分量からかぼちゃの水分量を
引いて
生地作りをしましょう。

かぽちゃのペーストを入れる場合のレシピの考え方

では実際にかぼちゃペーストを100g使うとして考えてみます。

かぼちゃペーストに含まれる水分量は65〜75%とすると
ペースト100gに含まれている水分はざっと65g〜75gくらいになります。

なので小麦だけのレシピの水分量から
65g〜75g減らしてみるといいということになります。

ただ、使う野菜によって水分量は変わりますので
多少の調整は必要です。

例として、小麦だけのレシピが次のようなものだとしたら

<小麦だけのレシピ>
強力粉 300g
イースト  6g
砂糖   15g
塩     6g
水   210g
バター  15g

これにカボチャペースト100gを入れた場合のレシピは
このようになります。↓

<かぼちゃペースト入りのレシピ>
強力粉 300g
かぼちゃのペースト 100g
イースト 6g
砂糖   15g
塩    6g
水   145g
バター  15g

かぼちゃペーストの100gのうち65%の約65gが水分と考えると
小麦だけのレシピの水210gから65gを引いた145gが水の量になります。

生地に野菜を練り込みたい、水分量はどう変わる? まとめ

野菜の入ったパン🥖はカラフルで見た目も楽しめますし
野菜嫌いのお子さんでも食べやすいと思います。

小麦だけのレシピに野菜のペーストを入れて作る場合は
レシピの水分量からカボチャに含まれる水分量を引いて
生地作りをしてみてください。

粉と水分を混ぜ合わせてみて硬そうであれば
早い段階で水分を少し増やして調整してみるといいですね。

パン作りの参考になればうれしいです。

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